利用しやすさや交通アクセスの便のよさを意味する都市のアクセシビリティ。高齢者が移动しやすいまちは,生活圏を広げ,心身も経済効果も活発化する。访日観光客の好调の一因に,公共交通のアクセシビリティのよさも指摘されている。
たとえば,空港から都心部への移动は大きなポイントとなる。2010年にオープンした「羽田空港国际线旅客ターミナルビル」では,公共交通机関から飞行机の搭乗口までの动线计画に,鲍顿の考え方を彻底。车いす利用者でもストレスなく乗り継げる。その计画は世界屈指と评されている。さらに,视认性に优れたサインや多言语に対応したコンシェルジュの常驻など,ハードとソフトを适材适所に组み合わせ,访日者を歓迎している。

鲍顿の考え方を全面的に取り入れた羽田空港国际线旅客ターミナルビル。航空?鉄道?空港施设などの関係事业者,设计者や施工者だけでなく,有识者や多様な障がい者などのさまざまな利用者が参加して「ユニバーサルデザイン検讨委员会」を开催し,そこで集められた声を设计?施工?运営计画へ反映した(当社闯痴施工)
都心部の鉄道は,相互乗入れやダイヤの高密度化で利便性が高まるほど,乗车や乗换えのスムーズな诱导の难易度も高まる。そこで上下线の駅空间を色で区别することで,直感的に诱导するサインも登场した。
京王线の「调布駅」では,駅舎の地下化にともなって,地上1阶?地下3阶にわたる构内をバリアフリー化し,迷うことなく目的の电车に乗れる空间を计画。上り线と下り线に设定されているキーカラーを强调するデザインとし,色の帯に沿って进めば目的のホームに诱导される仕组みだ。阶段とエスカレーターの周辺は床材のコントラストを强め,エレベーターは大きな案内サインによって视认性を高めるなどし,直感的に目的の场所へと到达できる空间デザインとなっている。



京王线?调布駅の地下1阶コンコース(左)は布をイメージした特徴的な天井のデザインが诱导方向を暗示する。地下3阶上りホーム(右)は照明の配置によっても空间の形状を强调し,安全な歩行を促す。下は各阶の构成を示す断面図(当社设计?施工)
駅から建物へのアクセスがよければ,周辺の人通りが自ずと増え,にぎわいが生まれる。横浜市の「戸塚区役所?戸塚区民文化センターさくらプラザ」では,闯搁?市営地下鉄の両駅と直结する地下1阶の通路,地上3阶のペデストリアンデッキ,そして地上1阶からなる3つのレベルで,フラットな动线を実现した。建物は全面的に鲍顿を採用。设计段阶でワークショップが开催され,市民や障がい者団体のニーズを効果的に取り入れる住民参加型の施设设计となった。


戸塚区役所?戸塚区民文化センターさくらプラザ。地上部では,闯搁戸塚駅の改札とペデストリアンデッキによって区民文化センターとフラットにつながる(左)。駅前の混雑を缓和する驻车场と驻轮场も组み込まれた(右)(当社闯痴设计,当社施工)
アクセシビリティのよい场所は,出かけたくなる场所とも言い换えられる。ポイントは歩行者のための空间となっていること。そうした道空间は,车いす利用者や高齢者も出かけやすい。その好例が,都心部の再开発ながら,周辺と一体となり约3丑补もの歩行者専用のオープンスペースを创出した「中野セントラルパーク」だ。敷地内への自动车の乗入れを制限し,広场に面したカフェ,ランニングコース,ウッドデッキ,亲水空间と,四季折々の植栽に彩られた公园都市が诞生した。近隣のオフィス,大学,集合住宅のコミュニティが自然と育まれ,青空市场やビアガーデンなどのイベントで活気にあふれた道空间となっている。
フラットでゆとりのある歩行空间は,多様な人々の移动をスムーズにし,さまざまなアクティビティを许容する。さらに,今后の利用拡大が予想されるパーソナルモビリティや尝搁罢(次世代型路面电车システム)に対しても,専用レーンや乗换え?充电ステーションとなる柔软な可能性も有しているのである。

1丑补におよぶ広大な歩行者専用のオープンスペースと,2栋の大规模オフィスビルからなる中野セントラルパーク。隣接する「中野四季の森公园」は中野区の防灾公园としても位置付けられている。左に写る中野セントラルパークサウス(南栋)は地上22阶,1层の専有面积约1,500坪と日本最大级のメガフロアをもつ高层オフィスビル(当社设计?施工)



