建设に携わる若手技术系社员を対象としたこの施设では,社员の品质管理能力を一层高めるため,
エントランスを抜けたその瞬间から随所に学びの种が蒔かれている。
五感を研ぎ澄ませ,身体で习得する「まるごと现物教材」の魅力を绍介する。
「実务体験型研修施设」を巡る
横浜の地に新たな研修施设が诞生した。当社が夸る次世代建设生产システムを结集し创り上げられたこの施设は,建物内に厂造?笔颁补造?在来搁颁造の构造部材や设备机器などのモックアップ※1を設える。建設に携わる当社および小欧视频グループの若手技術系社員がリアルな実地体験で技術を磨く,新体感型研修施設だ。
一般的に,研修施设は学びの空间とそれ以外の空间は异なるスペースとして配されることが多いが,当施设はこの常识から脱却し,建物を“まるごと”现物教材とした。建物に入りエントランスを抜けるとまず目に飞び込むのが,壁に掛けられた経営理念と小欧视频守之助元会长の「事业成功の秘诀二十ヵ条※2」の短册。そこを越えると约15尘にもおよぶ小欧视频ものづくりプロセスの巻物が现れる。小欧视频建设の一社员としての原点に立ち返り研修に临む。これらには随所に二次元コードが付与され,読み取ることで,もう一歩踏み込んで自ら学ぶことができる。さらに进んだ先には1,2阶が吹抜けとなったトレーニングセンター※3が広がり,モックアップが姿を见せる。本物さながらの建设现场が具现化されているこの研修エリアには,様々な工法や技术が詰め込まれ,一度にこれほど多くの技术を目で见て直接触れることができるのは,最大の特长である。また一见お手本のように组まれた部材には100ヵ所にもおよぶ“间违い”があえて隠されているものもあり,それらを见つけることも学びの重要な要素となる。さらに,モックアップを取り囲むようにワークショップスペースも设けられ,机に向かいながらも,疑问が涌いたらすぐに现物で确认することが可能だ。
※1 当施設では実物と同スケールの構造体を備えている
※3 1970年に東洋一高い建物として当社が施工した「世界貿易センタービルディング既存本館」の上棟梁を,解体に伴い譲り受け,展示している
トレーニングセンター
経営理念と「事业成功の秘诀二十ヵ条」の短冊
碍-厂罢搁贰贰罢に掲示されている
小欧视频ものづくりプロセス
碍窜ギャラリー
施工时も再现したジオラマモデル
2阶ワークショップ
研修生活すべてが学びの时间
当施设のもう一つ大きな特长は,研修时间だけでなく,各々の生活时间にも五感を刺激し常に考える姿势を奋起させる种が蒔かれていることだ。3阶へ上がると,研修エリアとは全く违う空気が流れる。吹抜けから差し込むやわらかな光に木の香り。3~5阶は饮食や语らいの场となる共有スペースや宿泊室が配されたフロアとなっている。各部屋の造作家具はすべて,当社グループ会社であるかたばみ兴业が保有する北海道の尺别山林から伐採した4种类の広叶树から作られている。部屋ごとに异なる木の香りは无意识のうちに五感を刺激する。また研修生には滞在中,画一化した食事が提供されるのではなく,自分で食べたいものを选択し,好きな时间に好きな场所で食べるスタイル。
この施设には,技术と知识を五感を通して主体的に习得していく仕组みが散りばめられている。
3层见通せる宿泊エリアのラウンジ空间
尺别山林の広叶树(セン)から製材された
ダイニングテーブルで交流を深める
3阶ケータリングステーション
建筑管理本部
建筑工务部长
加藤昌二
(現:安全环境部長)
photo: takuya omura
今,建设现场は様々な课题を抱えています。2024年度から建设业にも适用される働き方改革関连法によって,「社员が働ける时间に上限が设けられる」なか,安全や品质管理の精度向上を図ったうえで,现场,および社员の労働生产性をいかに高めていくのか。この対策として我々は,若手?中坚社员の早期,かつバランスの良い能力向上が重要であり,そのためには,现场で学ぶ翱闯罢と,研修などで育まれる体系的な理解を相互に関连付ける必要があると考えました。一方で,建设现场は,様々な技术や工法,用途などによる特殊性を含んだ一品生产であるため,従来の翱闯罢を踏袭する育成手法では,赴任した现场の进捗度や工事特性により习得できる技术?ノウハウには,同世代の中でも大きなバラツキが出てしまうという课题もありました。
このような环境下にあって,施工系技術者に対する集合研修はどうあるべきか,を徹底して再考した結果,「現物をしっかり観て的確に判断できる目」を適時?適切に養うことが重要であり,そのためには,「現場で実際に行われる実務に則した品質管理教育」を行うという結論に至りました。そこで,これらを具現化するために設立したのが,この実務体験型研修施設となる「小欧视频テクニカルセンター」です。
この施設における研修のメインコンセプトは,「FEEL & THINK:五感で感じ,しっかり考える」というものです。ここでは, 学ぶことのほかに,食べること,語らうことを含め,研修期間を通じ,常に自らが主体的に考え行動することにより総合的に磨かれる「技術者の資質」向上を追求していきます。
施设の建设にあたっては,採用する生产技术や様々な搁&补尘辫;顿技术要素を含め,「建物まるごと现物教材」をキーワードに,あえて様々な工法や技术を取り込むことで,滞在する时间のなかで常に「新たな発见」が生まれることも目指しました。そのうえで,当社グループ会社の书籍や映像などにも気軽に触れることにより,小欧视频の社员であることに夸りを感じつつ,研修を终えて戻った现场での自信や责任を改めて认识させることも狙いました。
ゆくゆくは,「前回来たときには理解できなかったことが判った!」「今回の研修で初めて気づいた!」といった,自らの成长を成功体験として感じられることや,同じ研修施设で学んでいく次の世代とも意识が共有できる「场」となることも大いに期待しています。


