持続可能な循环型社会の実现のため,下水処理や廃弃物処理への省エネルギー,
省资源,再利用,减量化の仕组みが求められている。
当社は,基礎的研究段階から技术研究所をはじめ环境本部などの部署が連携し,
さらに実施に向けては环境分野専門のグループ会社が協力している。
低炭素社会の実现に向けた,技术开発や管理运営の取组みを探る。
低炭素社会実现のための未来型エネルギー~微生物燃料电池
下水処理施设や廃水処理プラントで生成するバイオガスのエネルギー活用はすでに実用化されているが,さらなる低炭素社会実现に向けて,より直接的でコンパクトなエネルギーの回収システムが求められている。
10年ほど前に電流を発生する微生物の存在が明らかになった。当社技术研究所では,この電気生成微生物に着目し,この微生物を利用した先端バイオテクノロジーに取り組んでおり,東京大学と共同で新エネルギー?産業技術総合開発機構(NEDO)の技術開発プロジェクトに参画した。
微生物燃料电池は,燃料电池の触媒として微生物を用いることで,有机物から直接电気を取り出すことができ,汚泥の発生が非常に少ない特徴がある。模拟廃水では约130奥/尘3の电力が确认された。実用化にはさらなる効率化など课题も残されているが,この技术で発电机のいらない电力回収型廃水処理プロセスが可能となる。21世纪のバイオマスエネルギー転换のカギを握る技术として期待されている。


使用した小型微生物燃料电池试験装置

开発したカセットエレクトロード微生物燃料电池

下水処理で発生する汚泥は,多くが产业廃弃物として民间に委託し,処分されている。下水道の普及に伴い,汚泥処分费用の増大が下水道事业财政を圧迫している。当社はこの课题に着目し,负担を軽减する下水汚泥の処理技术「メタサウルス?」を,叁菱长崎机工(株)?(财)下水道新技术推进机构との共同研究で开発した。
下水汚泥の有机分を加水分解する,叁菱长崎机工(株)の「水热処理技术」と有机物を高速で消化する当社の「メタクレス:高温固定床式消化技术」を组み合わせた。下水汚泥を従来の脱水汚泥に比べて5分の1前后に减量化,消化槽の処理日数を20?30日から5日に短缩する。必要な热エネルギーはすべてメタサウルスで生成される消化ガスで贿える技术となる。
长崎市西部下水処理场内に実証プラントを设置し,2009年5月から実証実験を开始。2011年1月末终了まで延べ1万4,139时间稼働し,このほど実用化の目処がついた。3月末に(财)下水道新技术推进机构が交付する「新技术研究成果証明书」を取得。今后,下水汚泥処分に困っている自治体に対して积极的に技术笔搁を展开していく。

実証プラント全景

システムフロー
上下水道施設,廃棄物処分場,資源リサイクル施設などの环境インフラ施設の更新工事が増加している。近年,これらの整備事業では,事業主体である自治体や民間事業者から,施設の設計?施工のみならず維持管理まで一貫した取組みを求められるケースが増えており,公共インフラにおける官民連携(PPP)による整備が,積極的に進められている。
当社の环境系グループ企業のひとつであるカジマアクアテック(株)では,現在,北海道?石狩川流域下水道「奈井江浄化センター」をはじめ,全国で70件以上の当社施工の水処理施設で運転?維持管理業務を受託している。
小欧视频グループは,設計?施工から維持管理まで一貫した業務で,PPPによる公共インフラの長期的で安定したサービスを支える。

设计,施工,维持管理のフロー

石狩川流域下水道奈井江浄化センター施设鸟瞰

中央监视。蓄积された実绩に基づくきめ细かい运営管理
八ヶ岳山麓南西に広がる「蓼科高原チェルトの森」(長野県茅野市)は, 1967年開発工事に着手した「南蓼科台別荘地」をルーツとする草分け的な別荘地である。晴天率の高い乾燥した気候で,夏の爽快感は“楽園”そのものだが,雨が少なく水利権が地域の課題とされていた。
チェルトの森のある古田山地区には流れ清水と呼ばれる涌水があり,农业利用されなかったので,别荘地の水道用の水源として活用した。民间による水道事业の先駆けとして,井戸のボーリング技术が确立されていない当时,涌水利用は别荘地のセールスポイントとなった。
別荘地内外には,鳴岩川?矢元川?樽日影川?柳川が流れる。サンショウウオが生息するという湧水は,周辺地区からも水汲みに訪れる名水。湧水及び地下水の6ヵ所の水源から,12ヵ所の配水地などを経由して,約1,400戸の別荘に,計画給水量約 2,044m3を供给し続けている。

八ヶ岳を望む别荘地「蓼科高原チェルトの森」(鸣岩地区)

苔生した森の中を流れる涌水のせせらぎ



