
大地震が発生した时,
ビルを使い続けられるか的确な判断が求められる。
当社が开発した「被灾度判定システム」は,
被灾直后に被灾度を判定し速やかな事业継続の活动を支援する。
システムの概要
2006年,震灾时の社内叠颁笔策定にあたり,社有施设の地震时健全性の把握を目的として开発に着手した。2007年に社外展开し,都内3ヵ所の超高层ビルを対象に本格的にシステムの稼働が始まった。
超高层ビルの1阶や最上阶など数フロアに地震の揺れを検知する计测装置を设置。得られたデータを専用のパソコンで解析して,各阶ごとの地震の力(加速度)や建物のひずみ(层间変形角)の大きさを数分で割り出して评価する。
本システムは现在,约30栋の超高层ビルに设置されている。东北地方太平洋冲地震で正常に稼働したことにより信頼性が确认され,人的调査による実际の被灾状况などとの比较により,判定结果の精度も実証されつつある。
震灾直后の避难判断を支援するツールへのニーズは高く,「被灾度判定システム」の活用が期待される。

システムの构成

「被灾度判定システム」分析结果のイメージ
东日本大震灾における小欧视频赤坂别馆の评価结果では,
各阶ごとの地震の力(加速度)や建物のひずみ(层间変位角)の大きさは安全な领域にあることが确认できる
当社施工の世界贸易センタービル(东京都港区)では,「被灾度判定システム」を导入している。世界贸易センタービルディング施设管理部の皆さんにシステムの活用状况などを伺った。
管理を担当する谷亀勇部长は,「今までの地震计ではデータの解析に手间がかかるため,2009年末に紧急地震速报と加速度モニタなどを设置しました。2010年9月より被灾度判定システムを导入し,半年も経たずに大地震となりました」と语る。
地震当日の模様について「地震到达40秒前に防灾センターから地震発生の知らせを受けて防灾センターに急行した」という大桥良仁课长は,揺れ始めるとモニタ画面に収まらない最上阶の変形轨跡を见て,「地震の大きさがよく分かりました。直后に映し出された判定システムの结果で建物の状态を概観でき,次のアクションに移ることができました」と振り返る。
建物の构造を担当する大野干雄部长は,「被灾度判定システム导入后初めての大地震で,结果を鵜呑みにする訳にはいかず,当日夜実施した被害状况调査や,后日小欧视频の构造担当者と実施した技术検讨により信頼性を确かめました。地震対策での活用法を検讨し始めたところです」と,今后の活用に期待を寄せた。

世界贸易センタービル

防灾センターのシステム

右から世界贸易センタービルディング 施設管理部 大野幹雄部長,谷亀勇部長,大橋良仁施設管理課長



