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「再生」を運ぶ潮風 陆前高田

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広田湾のカーブに沿って筑かれた防潮堤。中央に见えるのが约7万本の松が东日本大震灾の津波で
なぎ倒されたなかで唯一残った「奇跡の一本松」

撮影:大村拓也(以下同)

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人の背丈を遥かに超えた松の若木の数々が,太阳の光を浴びて青空へ伸びていた。かつて人びとが憩い,亲しんだ白砂青松の名胜?高田松原が一歩一歩再生していることを,松の青さと頼もしい成长に感じ取った。

東日本大震災で岩手県内最大の被害を受けた陆前高田市。連日多くの人が復興の進む中心市街地に足を運び,そこから海へ向かって「高田松原津波復興祈念公園」や,「奇跡の一本松」などを訪れ,祈りを捧げている。その足下や周囲に築かれた2本の防潮堤が,長さ1.8kmにも及ぶ,同市の復興の象徴となったインフラだ。震災2年後の建設着工から,今年はちょうど10年となる。

2016年の竣工时,広田湾の弧に沿ってカーブを描く第一线堤,第二线堤の2本の防潮堤の白いラインが海岸线にくっきりと现れていた。それが现在,2つの防潮堤间に植えられた松がこんもりと茂り,陆侧の第二线堤が祈念公园のランドスケープと一体になって土で被覆され,风景が変化しつつある。第二线堤の上を歩いていると辺りに静かに响くのは,カモメの鸣き声と波の音。厳かな思いに包まれて,海に向かい头を垂れる。

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2016年12月に竣工した
岩手県陆前高田市高田地区
海岸防潮堤

撮影:川澄?小林研二写真事务所

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高田松原津波復兴祈念公园の「海を望む场」。
足下に青々とした松原,そして広田湾が広がる

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第二线堤上にある「海を望む场」へ向かうアプローチ

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松原の再生,
そして见覚えのある风景に

当时,岩手県の大船渡土木センター所长として復兴に携わった,前岩手県県土整备部长の田中隆司さんに话をうかがった。「復兴の重要な事业であり,工期达成と,地域の思いのこもった松原と砂浜の再生を果たすという大きな2つの课题がありました」。とくに高さ(罢.笔.)12.5尘もの第二线堤は46万尘3もの盛土,それを被覆する5万个に及ぶコンクリートブロックなど,県で最大规模の土木工事となった。

加えて,広田湾のカーブの形状に沿ってコンクリートブロックで堤体を被覆していく计画は难所となり,3顿-颁础顿のほか,缩尺1/28のブロックの模型をつくり,当社闯痴や,施工する职人と検讨を重ねてつくり上げたことを振り返った。「工事が终盘を迎えた顷,地元纸の记事にこう书かれていました。『まだ松林も戻っていないが,この(海岸线の)カーブにだけは见覚えがある』。それが本当に嬉しかった」。

「陆前高田の防潮堤は,まず安全や安心を守る役割を担うことに加えて,大震災の追悼,防災教育,それから復興の象徴や,これからは賑わいといったさまざまな機能をもっていく場にもなります。皆さんと,非常に特別な思いを共有しながらつくり上げていったことは,何より感慨深いです」と語った。

写真

田中隆司さん
(现岩手県土木技术振兴协会常务理事)

撮影:编集部

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工事完了を控えた2016年10月,復旧工事に际して岩手県に职员を派遣した大阪府と応援职员に対し,県が感谢の意を示して「おおきに大阪!」と书かれた铭板が第二线堤のある场所に设置された。上辺が大阪府の方向を向いているという。ぜひ探してみてください

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场所によっては人の背丈を遥かに超える松

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第二线堤の上を歩く。
堤体を被覆するコンクリートブロックと,海侧の第一线堤はともに広田湾のカーブを再现した

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