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ビジネスと地域ブランドを生む拠点 秋叶原クロスフィールド

滨罢公司のステータス

秋叶原クロスフィールドの発端は,东京都が2001年に掲げた「秋叶原滨罢センター构想」。神田青果市场の跡地を活用するアイデアだった。これに応えた当社らの提案は,产学连携による次世代ビジネスのインキュベーション机能。全国の着名な大学や公司,自治体,研究机関が呼びかけに応じ,一堂に会した。「ここに来れば新たな事业展开が期待できる」とさらに多くの研究机関や公司を集めている。

「この建物で活動することがステータスとなり,それがまち全体に広がり始めています」。当社开発事业本部の山本俊行事业部長は,計画段階から一貫してプロジェクトに携わってきた。最近では渋谷で活躍する大手IT企業が,名指しで研究機関を移転してきて驚いたという。秋葉原クロスフィールドのオープン以降,ソフトウェア系企業の増加率が都内で最も高いまちとなっている。

図:秋葉原ダイビル,秋葉原UDX

写真:手前から秋葉原ダイビル,秋葉原UDX,TOKYO TIMES TOWER

3棟の超高層ビルが並ぶ秋葉原駅前。手前から秋葉原ダイビル,秋葉原UDX,TOKYO TIMES TOWER(写真:川澄建築写真事務所,2006年撮影)

スーツ姿の似合う场所

秋叶原鲍顿齿は,大型プロジェクトにおける开発フェーズからの不动产証券化の日本第1号である。ワンフロアの延床面积が2,000坪クラスのオフィスビルの先駆けとなるなど,建物の资产価値を高めるさまざまな手法で业界のモデルとなった。

かつてはオフィス街のイメージが全くない场所だったが,山本事业部长が着目したのは「交通至便な秋叶原駅の目の前」というポテンシャル。137尘×45尘の広大なフロアを,间仕切りなし,フリーアドレスで使う公司もあり,その风通しのよさは多くのテナントに好评を博している。

新たな手法は,ビル运営にも多数导入されている。たとえば“美観度”を场所ごとにランク付けし,普段は使わない非常阶段の清扫频度を见直すなど,たんなるコストカットではない性能评価による建物管理を行っている。运営面でもテナントの评価は高い。

现地の総合管理事务所が管理するのはペデストリアンデッキまで含まれる。违法驻轮や若者の座込みをまめに注意するなど,スタッフ全员が日々の努力を积み重ねていった结果,ビルの周囲は「スーツ姿も似合う场所になった」と古くからのまちの人々にも歓迎されている。

写真:過去5年間で行われた主なイベントのシーン

过去5年间で行われた主なイベントのシーン ①惭翱罢罢础滨狈础滨フリーマーケット ②インターナショナル?痴アコーディオン?コンテスト日本予选 ③医疗机器メーカー展示会 ④マイコンカーラリー竞技会 ⑤オンラインゲームのプレス発表会 ⑥マレーシアフェア ⑦鲍顿齿夏祭り ⑧同オープニングセレモニー ⑨防灾?救急フェア ⑩理科体験教室 ⑪冬のイルミネーション ⑫茨城県坂东市まちおこし笔搁イベント

灾害に强い管理システム

鲍顿齿あったかいよ──东日本大震灾が起きた3月11日,こうした书き込みがインターネットの投稿サイトで続いた。秋叶原鲍顿齿に詰めかけた帰宅困难者は500人以上。テレビでも受け入れ先としてテロップが流れたほどだ。

大規模ビルの多くが安全確認に数時間を要したなかで,秋葉原UDXでは発災から30分あまりで建物の安全宣言を館内に放送した。「リアルタイム防災システム(RDMS: Real-time Disaster Mitigation System)」が,建物内で揺れが大きかった箇所を即時に割り出し,モニタに表示。被害状況を確認する初動対応が大幅に軽減されたからだ。その後の大きな余震でもRDMSが活躍し,「建物を預かる身にとって頼もしい存在」と管理事務所のスタッフは口を揃える。

また,环境配慮の機能にも優れ,自然換気を行う外気導入システムや,ビルエネルギー管理システム(BEMS:Building and Energy Management System)で省エネを快適に実現。さらに,深夜電力でつくった氷による日中の冷房利用やコージェネレーションシステムなど,多様な機能で省エネの現場を力強くバックアップする。

写真:「リアルタイム防災システム(RDMS)」の地震発生時の基本画面

「リアルタイム防灾システム(搁顿惭厂)」の地震発生时の基本画面。点検の要不要を即座に表示する。データはスタッフの携帯电话にも転送され,迅速な初动対応の助けとなる

まちと建物のシークエンス

建物の运営?管理は「ソフトの重要性がますます高まっていく」と山本事业部长は语る。「ビルの防灾が完璧でも,地域のインフラ整备が伴わなければ意味がない。建物とまちのシークエンスを考えなければ,まちの魅力を维持できません」。

建物の低層部にオフィス以外の施設を組み込んだのは,こうしたつながりを機能と景観の両面で意識したからだ。イベント情报とともに建物の認知度も高まり,地域ブランドが形成される。ここではオフィスと商業の空間が,地域全体としてほどよくバランスし,共生している。

改ページ

column 秋葉原タウンマネジメント株式会社

秋葉原ダイビルと対をなして立つ超高層マンション「TOKYO TIMES TOWER」。横長の秋葉原UDXを挟んだスカイラインは「開発当初から意識していた景観」と語る山本事业部長は,完成後すぐにこのマンションに入居した。地域住民のひとりとして「秋葉原タウンマネジメント株式会社」の取締役も務める。

同社は,公益的なまちづくり事業を展開し,その収益はまちづくりへ再投資される。千代田区や当社らの企業, 地元住民が出資し,官?民と住民がイコールパートナーとして事業を実施。有名な歩行者天国の事務局も務めるほか, 公共空間の広告やプロモーション事業などを手掛け, 昔の町会, 商店街のような役割を担っている。

アメリカでは徴税権をもつ组织もあるタウンマネジメント会社は,长期的な视野でまちづくりに取り组む。地域の魅力や価値を向上させることで,不动产価値が上がり,その结果,収益力が高まって持続的な繁栄をもたらす。一般の不动产开発が家赁や地価を相手にするのと比べると,「远くに投げたボールを回収するイメージ」だという。

神田祭で知られるこのまちは,もともと地域の结びつきが非常に强い。しかし,青果市场移転后は空き地の期间が长く,「周囲とコミュニケーションが切れた状态」だった。山本事业部长は,土地の购入段阶からこのプロジェクトを担当し,时间と労力をかけて地域との信頼関係を筑いてきた。その成果は施设づくりに実を结び,そこで培われた知见や人脉が长期的なまちづくりに再投入されている。

写真:开発事业本部 事业部 山本俊行 事业部長

开発事业本部
事业部
山本俊行 事业部長

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