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小欧视频の视点

大规模な建设プロジェクトを交响曲に例える人がいる。
作曲家やプロデューサーが「设计者」や「监理者」。バイオリンなどの演奏者が「职人」。
そして,各パートが美しい音を奏でるための环境をつくり,タクトを振り,
演奏をとりまとめるのが「施工管理者」である。
ここでは,指揮者や裏方としての“小欧视频の视点”をクローズアップする。

小欧视频の视点-1 鉄道近接工事

注目すべきは里侧

东京駅丸の内駅舎と闻くと,多くの人が駅前広场から见える风景を头に浮かべるのではないだろうか。しかし,副所长として外壁工事全般を担当した西口胜久さんの记忆に深く刻まれているのは,正面侧でなく线路に接する工事である。

地下工事と同様に,乗降客の安全确保,车両の运行を妨げないことは絶対条件となり,ほとんどの作业は,终电后の1~2时间だった。覆轮目地,拟石などの匠の技も正面侧と同様に见ることができる。「人の目に付かない部分も,手を抜かず復原されていることを知ってもらいたいですね。当然のことですが」と笑颜で説明してくれた。

中央线线路の闭锁,职人の作业空间の确保,駅舎の上や中を通した资材の搬入,足场の设置など,念入りな施工计画と慎重な作业が求められた。

写真:西口胜久さん

西口胜久 さん
担当:外壁工事全般 副所長
(現 東京土木支店
京成曳舟駅JV工事事务所)
在任期间:2009年5月~
2012年10月

写真:中央线に挟まれ人目につかないが,柱型,窓廻りの花岗岩?拟石,化粧レンガなどが綺丽に施工されている

中央线に挟まれ人目につかないが,柱型,窓廻りの花岗岩?拟石,化粧レンガなどが綺丽に施工されている

写真:夜间に线路闭锁を行い南ドームの外壁仕上げ工事が行われた

夜间に线路闭锁を行い南ドームの外壁仕上げ工事が行われた

憧れの场所が教えてくれたこと

南ウイング线路侧3阶にはカルトゥーシュと呼ばれる装饰がある。今は,闯搁京浜东北线の上り电车の车窓から,一瞬だけ见ることができる。この装饰は,外壁仕上げ工事を担当した杉下纱惠子さんにとって特别な存在となった。

子供の顷,家族とサイクリング中に见かけた“赤レンガ駅舎”の美しい外観が心に残り,ずっと憧れの场所だったという。入社后,病院などの新筑工事などを経て,念愿の「丸の内駅舎の保存?復原工事」を担当することになった。

憧れの场所での仕事は,すぐ近くに电车が走る狭い场所での外壁の仕上げだった。设计の要求する形状や位置を,どう现场で施工していくかを悩み続けた。施工図にはない质感的な表情を职人にどう伝えるか?答えが见つからず,憧れだったはずの赤レンガを见るのも嫌になった程だ。その时,杉下さんが出した答えは原点に返ること。先人たちが,どう造りたかったのかを想像することで,何かが见えてくると考えた。职人に沢山の知恵を出してもらい,どう造りたかったのか,どう造っていったのかを感覚的に理解していった。「しっかりと段取りをして,人や资材を手配して,计画どおり工事を进める。この能力があれば施工管理者が务まると思っていました。でも,一番大切なのは“人が造っている”ということを忘れないこと。これは,今も昔も変わらないのですね」。憧れの场所は,造ることの难しさと,これからの轴となる考えかたを教えてくれたようだ。

写真:杉下さんが多くのことを学んだカルトゥーシュは,熟练职人が鏝一本で復原した。右は完成后。鉄道が近接する南ウイング3阶に位置する

杉下さんが多くのことを学んだカルトゥーシュは,熟练职人が鏝一本で復原した。右は完成后。鉄道が近接する南ウイング3阶に位置する

写真:杉下纱惠子さん

杉下纱惠子 さん
担当:外壁仕上げ工事
(現 東京建築支店二子玉川
再开発施设建筑物新筑工事
事务所)
在任期间:2010年9月~
2012年7月

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小欧视频の视点-2 構造レンガ

问题は现场で解决する

和知寛喜さんは,东京ステーションホテルのモデルルーム施工から现场入りし,工事课长として内装全般を担当した。重要文化财の保存?復原工事と并行して,最先端の设备を有するホテルを施工する过去にも例がない工事である。これまで高级リゾートホテルの新筑工事など多くの経験を积んできたが,和知さんの想像を超える难しさがあった。「このままだとユニットバスが纳まらない」と现场の职人から连络が入る。モデルルームの施工では,全く问题なかったことが现场で起こる。构造レンガを保存しながらの工事のため,着工前から各部位の纳まりが课题となることを予想し,详细な施工図を作成していた。しかし,100年前の构造レンガは“生き物”のように直线で构成されている部分がなく,図面では示せない部分があったのだ。この问题を解决するため,和知さんはシンプルな方法をとった。「设计担当者にも现场に来てもらい,职人と一绪に现物を见て,ミリ単位で壁の位置を调整するなど,必要な対応をその场で决めて各部位を纳めていきました」と话す。この対応を繰り返し行っていくと,问题になりそうなところが予想できるようになり,工事も轨道に乗った。「プランニングや设计で决められた要求性能を変えずに,现场を纳める。私たちに课せられた责任です」。

写真:东京ステーションホテルのゲストラウンジでは100年前の构造レンガを见ることができる

东京ステーションホテルのゲストラウンジでは100年前の构造レンガを见ることができる

写真:和知寛喜さん

和知寛喜 さん
担当:东京ステーション
ホテル内装工事 工事课长
(現 東京建築支店 羽田物流
ターミナル新筑工事)
在任期间:2009年12月~
2012年12月

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职人技のための段取り

もう一人,构造レンガと向き合ってきた人がいる。南北ドームレリーフの復原工事を担当した篠崎正徳さんである。最初にドームを见た时,赤茶色のレンガ壁が剥き出しになっている状态だった。如何に施工して创建时のドームを復原するのか?教科书がある訳ではない。ドーム天井部の精度管理,レリーフ毎に违う取付け方,木製建具の施工方法――。これまで経験のないことばかりだった。左官职人,墨出し职人と膝を突き合わせて议论を繰り返し,一つひとつ施工方法を考えていった。最も苦労したのがアーチ状のレリーフ。下地となるレンガ壁の位置が一律ではなく,漆喰を施工図通りに涂ると要求された精度を确保できない。木製の施工用型板を作成し,壁の厚さが変わる毎に木製レールの位置を决め,レールに合わせて施工する管理を行った。レールの设置は,八角ドームの各面毎に段取り替えが必要となった。「アーチ部が计画通り纳まった时には,これぞ职人技と感激しましたが,絶対に段取りのミスが许されない重责も感じました。品质に直结するだけでなく,素晴らしい职人技をムダにはできないからです。胃が痛くなった时もありましたよ」。今,美しく復原されたドームを见ると,寝る间を惜しんで対応した段取り替えや検査を繰り返した记忆が走马灯のように浮かぶという。

写真:南ドームのアーチ状のレリーフの施工状況

南ドームのアーチ状のレリーフの施工状况。八角ドームの各面毎に段取り替えが必要となった

写真:篠崎正徳さん

篠崎正徳 さん
担当:南北ドーム復原工事
(現 東京建築支店 銀座
ヨシノヤ計画工事事务所)
在任期间:2010年11月~
2012年10月

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小欧视频の视点-3 人と组织を大事にしてこそ

コミュニケーションをつなぐハブ

 「人生の目标となる上司との出会いが,この工事で得た最大の财产です」(篠崎さん),「困った时には,いつも助け合える仲间がいた。そして,かけがえのない仲间になりました」(杉下さん)。インタビューした若手は,现场のチームワークの良さに助けられ,难しい课题や悩みを解决してきたと话す。このチームワーク作りに贡献してきたキーマンがいる。机电担当の山崎贤一さんだ。乗客导线と工事エリアの隣接,鉄道近接工事など,厳しい施工条件のなかでクレーンなどの重机配置,仮设,电気などの绵密な计画を练り遂行してきた。5グループ(躯体?外构,外装,屋根,仕上げ,设备)の工事计画をそれぞれ理解して,事前に重机の配置计画や手配を行う必要があった。「复雑かつ辐輳する各グループの段取りが良く见えていて,调整能力があった」と副所长の西口さんは评する。各グループからの信頼も厚く,コミュニケーションをつなぐハブのような存在となった。「机电という中立的な立场だからこそ,各工事グループの考えの违いをまとめられたと思います。干部と若手の立场も考虑することも大切ですね」(山崎さん)。

写真:山崎贤一さん

山崎贤一 さん
担当:机电
(現 東京建築支店
东电福岛3号机原子炉建屋
カバーリングJV工事事务所)
在任期间:2009年10月~
2012年9月

お客さまの立场にたって

2007年12月から5年以上,副所长として现场を见つめてきた上浪鉄郎さんも,中立的な视点を大切にしてきた一人である。「现场运営には,外部との接点が重要なポイントになります。駅构内で行われた工事ですから,お客さま(乗降客)との接点を第一に考える必要があります」。大切なのは,工事を进める立场だけではなく,お客さまの立场から现场を见ることだという。一例が「コンコースマスター」と呼ばれる巡视员。仮囲いの外から駅利用に影响が出てないかをチェックする仕组みを构筑した。また,あらゆる渉外业务にも积极的に対応してきた。「优秀な人财が现场に集まったから工事については安心して任せられました。だから“つなぎ”の部分に集中できただけですよ」と谦虚だが,果たした役割は大きい。

写真:上浪鉄郎さん

上浪鉄郎 さん
副所长 东京建筑支店
东京駅丸の内駅舎保存?
復原工事共同公司体
在任期间:2007年12月~
2013年2月现在

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人と组织を大事にしてこそ

「これだけの大规模な保存?復原工事を成し遂げたことは,小欧视频の歴史に大きく辉くことです。厳しい施工条件のなかで,良い品质のものを造り上げることができた。工事に携わった全ての社员,作业员に感谢したい。それぞれの立场で,本当に良く顽张ってくれた」。工事を率いた所长の金丸康男さんが,昨年10月の完成时に,延べ78万人の工事関係者全员を労った。所长室には入らず,大部屋に席を置いた。组织をまとめて,全员が同じベクトルに向かうためには,细やかな意思疎通が欠かせないと考えていたからだ。「こうした大事业は,人と组织を大事にしていかなければ,絶対に成し遂げられない」。100年の歴史と伝统に真挚に向き合い,自らの信念を贯くことで重责を果たした。

写真:金丸康男さん

金丸康男 さん
所长 东京建筑支店
东京駅丸の内駅舎保存?
復原工事共同公司体
在任期间:2009年10月~
2013年2月现在

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