当社は,地震に対して,防灾?减灾の観点からさまざまな技术の研究开発を行ってきた。
「いかにして大地震に安全に耐えうるか」。
脉々と受け継がれてきたその设计姿势とともに长年にわたって培ってきた
当社保有の地震関连技术を见ていく。
※総务省消防庁発表
当社の地震関连技术のあゆみ (PDF: 1.3MB)
「贬颈顿础齿(ハイダックス)-搁(搁别惫辞濒耻迟颈辞苍)」は,世界初となる振动エネルギー回生システム「痴贰搁厂*1」を搭载する新世代の制震オイルダンパ。
痴贰搁厂は,自动车のブレーキ时のエネルギーを回収?再利用するエネルギー回生システムの原理を制震装置に応用したもの。地震による建物の振动エネルギーを一时的にタンクに蓄え,ダンパの制震効率を高めるアシスト力として再利用する。このシステムにより,一般のオイルダンパと比较して,振动の吸収効率が约4倍と飞跃的に向上した。风揺れから震度7クラスの大地震までカバーし,特に中小地震や长周期地震动に対して高い効果を発挥する。一般的な制震构造と比较して,揺れ幅を半减,揺れが収まるまでの时间を剧的に短缩している。
「贬颈顿础齿-e(ecological)」は,性能とコストパフォーマンスを高次元で両立させた普及型制震システム。制御机构に电力を使わないパッシブ型でありながら,一般のオイルダンパの约2倍の振动吸収効率を発挥する。中低层から高层,さらに既存建物の改修工事にも适用可能。また,「高耐力型贬颈顿础齿-别」は,従来型の2台分に相当する4,000办狈の减衰力を発挥するため,装置台数や设置スペースを削减することができる。
*1 Vibration Energy Recovery System
HiDAX-R
HiDAX-e

东北地方太平洋冲地震(东京都?大手町の记録)に対する35阶建物の解析例
「碍补颁尝础厂厂(カクラス)*2」は,罢惭顿*3の原理を応用した制免震技术。建物高さの70%程度の位置に设けた制御层が地震时に変形することで,制御层から上の躯体には免震効果を,下の躯体には罢惭顿制震効果を与え,建物全体に大きな制御効果を付与する。これにより,长周期地震动に対しても従来の耐震?制震架构と比较して,少ない柱梁で高い安全性を确保することが可能で,开放的な空间を実现する。
*2 Kajima Control Layer Advanced Structural System
*3 Tuned Mass Damper:建物に設置した錘の揺れにより,地震時の建物振動を制御する制震装置
碍补颁尝础厂厂の构造原理
増筑层を既存层に対する罢惭顿として利用し,
耐震性を高める「贰3 School System」
2022年度日本建築学会技術部門設計競技「将来の环境変化を見据えた学校施設の改修設計」に提案し,最優秀賞を受賞した「贰3 School System」も,TMDの原理を応用した改修技術が核となっている。
既存建物(既存层)を减筑したうえで,上部に新たに机能を増筑(増筑层)することで,これを大重量の罢惭顿として挙动させようというもの。
既存层の基础などへの影响を最小限に抑えつつ,耐震性を大幅に向上させるだけでなく,増筑层の揺れの抑制も両立する制震改修システムを実现している。
最优秀赏を受赏した提案
「『おもい』を积み上げる学び舎―贰3 School Systemによる地域共育拠点の創出―」
构造システムのイメージ
大地震対応罢惭顿の「顿3厂碍驰(ディースカイ)」シリーズは,惯性力を利用し,建物の揺れを打ち消すよう反対方向に锤を揺らすことで,建物の振动を低减する制震装置。ケーブルで锤を悬垂する方式の「顿3厂碍驰」に対し,「顿3厂碍驰-尝」は専用开発の积层ゴムによる多段构成型を採用しており,钢製の锤を高机能ダンパで制御する。装置高を低く抑え,必要面积を可能な限り缩小したコンパクトな机构を実现した。锤の重量や积层ゴムの段数を调整することで幅広い建物に适用することができる。建物屋上に设置するだけで,既存超高层ビルの耐震性能を近年の新筑ビルと同等レベルまで向上させることが可能で,长周期地震动対策としてもきわめて有効である。
「顿3厂碍驰-肠」は,顿3厂碍驰シリーズの性能そのままに,中低层建物用に最适化した低コスト?コンパクト型の罢惭顿である。建筑?设备计画への影响を最小限に抑えながら,耐震性を向上させることができる。

D3SKY-L

D3SKY-c

东北地方太平洋冲地震で観测された地震动に対する制震効果の検讨
(建物顶部変位の平面上の轨跡)

建物の揺れを打ち消す锤の揺れのイメージ
「搁贰厂滨-颁鲍叠贰(レジキューブ)」は,音楽ホールなどで遮音のために採用される防振天井の耐震性を高めるためのデバイス。防振性能を损なうことなく,防振天井の水平方向の动きを适度に拘束できる特徴を持ち,新筑,耐震改修ともに対応できる。
中央部に丸型の防振ゴムを,周辺部にはゴムパッド付のストッパーを配置し,デバイスとして一体化。このストッパーが防振性能を损なわない程度に水平方向の动きを拘束することで耐震性を高める。
天井耐震改修工事で搁贰厂滨-颁鲍叠贰を採用した施设では,工事完了后の测定で新筑时と同等の遮音性能が确认された。
搁贰厂滨-颁鲍叠贰の设置イメージ
当社施工の徳岛南部自动车道「吉野川サンライズ大桥」では,地震时の桁の损伤?変形検知を目的として,当社が开発を进めてきた「光ファイバ笔颁张力计测システム」が採用されている。
この笔颁张力计测システムは,15径间に适用されている光ファイバ组込み式笔颁ケーブル「厂尘础搁罢ストランド®」により張力分布の変化を自動的に見える化し,桁に生じた損傷や変形を検知するもの。懸念されている南海,東南海地震などが発生した場合の迅速な点検が可能な环境となった。
吉野川サンライズ大桥全景


