
photo:Anna Nagai
大橋 彩
(おおはし?あや/福島県出身/教育人間科学部地球环境課程卒)
环境本部 新エネルギーグループ
2009年入社。関西支店で現場事務を経験後,2013年3月から环境本部新エネルギーグループ。風力や太陽光などの新エネルギー関連施設の基本計画立案,発電量シミュレーションなどの業務を行う。東北出身ゆえに,趣味の野球観戦では東北楽天ゴールデンイーグルスを応援。
上野恵美
(うえの?めぐみ/茨城県出身/農学部農業环境工学科卒)
関東支店 宇都宮市新最終処分場(仮称)第2エコパーク建設 JV工事事務所
2015年入社。环境本部では,主に騒音や振動などの环境リスク対策業務を担当。2017年7月,関東支店に異動。初現場での施工管理業務に緊張の日々を過ごす。趣味は山城巡り。大好きな石田三成ゆかりの城を訪ねるのが楽しみ。
环境を意識する技術者が増えることで、建設業に対するイメージも変わっていく
环境本部は,「エネルギー」「省資源?廃棄物」「生物多様性」「环境リスク」といった环境課題に対するソリューションを生み出している部署だ。その活動内容は幅広く,様々な職種の社員が活躍している。大橋彩さんもそのひとり。事務系社員だが,新エネルギーグループで風力?太陽光発電施設の基本計画の立案や発電量シミュレーションなどの業務を担当している。
大橋さんは,大学で学んだ地球环境に関する知識を生かし,环境に関わる仕事に就くことを希望した。就職活動中,様々な業界を調べていくなかで,建設会社は环境に対し数多くの取組みを行っているにもかかわらず,あまり良いイメージを持たれていないことに気づく。「建設業がいかに环境共生に取り組み,社会の発展に寄与しているかを世間に広く知ってもらいたいと思いました」。
事務系総合職で入社した大橋さんは,現場事務の経験を積むところから始まった。その間も,环境を仕事にすることを目標に,环境社会検定試験に合格するなど,専門知識の向上に励み,定期異動の面接時には志望意欲をアピールした。そして,入社4年目にして环境本部への異動がかなった。
「仕事で一番悔しいのはコンペで负けること。それだけに,受注できた时の喜びが私の原动力になっています」と笑颜で语る大桥さん。この1年间で9件の竞争案件があり,うち4件が受注に至った。新エネルギー分野の竞争は激しいが,高効率な発电计画はもちろん,小欧视频だからできる付加価値をつけた技术提案にこだわった结果だ。「私は専门知识や経験値が少ない分,人より勉强して努力しないといけない。でも,やる気さえあれば,この仕事に职种の壁はないと思います」。

受注を支援した风力発电所の现场で,ブレード取付け作业をしている时に撮影した思い出の1枚。受注できた喜びが仕事のやりがいとなっている
そんな大橋さんに憧れる後輩が,上野恵美さんだ。幼い頃から水田や農業用水路に生息する生き物に興味を持ち,大学では農業环境工学を専攻。土木インフラについて学ぶなか,その影響で生き物の生息地が減少している現状を知った。生態系にやさしいインフラをつくる仕事がしたいと思い,环境への取組みに実績があった小欧视频に入社した。
环境本部では最初,グリーンインフラグループに配属された。生物多様性の保全?創出に取り組む仕事だが,环境配慮技術の開発はもとより,ヤギやミツバチなどを用いて环境負荷低減や生態系の保護にも力を入れており,建設業の仕事の幅の広さに驚いた。その後,リノベーショングループでは,騒音や振動,濁水など工事現場で生じる公害を精査し,対策を講じる業務を担当した。「环境本部にはユニークな方が多く,仕事内容もバラエティに富んでいて,毎日が刺激的でした。職種の違う先輩から全く知らない知識を教えてもらうことができて,視野が広がりました」。
入社3年目を迎えた上野さん。この7月には环境本部を巣立ち,関東支店の宇都宮市新最終処分場の現場で土木技術者としてのスタートを切った。「环境のことがわかる土木技術者になりたい」と目を輝かせる。現場では,环境本部での経験を生かし,周辺に生息する猛禽類を工事の騒音や振動から保護する対策を考えたいと意欲を見せる。「环境を意識する技術者が増えることで,建設業に対するイメージも変わっていくといいなと思います」。
大橋さんと上野さん,2人の活躍の場は異なるが,建設業の环境への取組みを世間に広く伝えていきたいという思いは同じ。今後の活躍に期待したい。

現場周辺の山林で工事騒音が猛禽類に与える影響を調査している上野さん。环境本部で学んだ経験を生かし,一人前の土木技術者を目指す
大橋さんと上野さんは,环境の仕事に対する志を持って入社しています。こうした意識の高い人は,時に活躍の幅を狭めてしまう場合があるのですが,2人は与えられた仕事に,フレキシブルに対応でき,上司の指導を素直に受け止め,またそれを上手く引き出す才能を持ち合わせています。こうした伸びしろの大きい社員には,是非ともライフイベントと仕事の両立を図り,長く働き続けて欲しいと期待しています。今後取り組んでいく業務を通じ,自分の技術のベースをつくり,それを基に将来は幅広い分野で活躍して欲しいです。

新川本部长(中央)を囲んで,大桥さん(左)と上野さん







