
写真:多様なコミュニケーションを诱発する交流ラウンジ
(photo: 解良信介 / URBAN ARTS)
校舎とはそこで过ごした时间の记忆を刻み込む建筑だ,と思う。
念頭にあったのは,この校舎で3年間を過ごす生徒たちの記憶の背景に永く残る建築を創ること。周辺の豊かな自然环境と共生し,これまでキャンパスが育んできた風景や時間にそっと融けこむこと。
既存樹メタセコイヤに見守られたアプローチの先にある,シンプルなファサード。グラウンドに面する水平プロポーションを印象づける,アルミ製エキスパンドメタルによるシームレスなスクリーン。それは,窓開口の前面に配された,バードストライク抑制と室内の温熱?光环境制御機能を併せ持つ,透けながら閉じる半透明な皮膜。その表面で撹乱された空気や光が時刻や季節の移ろいを映し出しキャンパスシーンの背景となって欲しい,と願う。
阶段状のアトリウム,高さの异なる吹抜け,ブリッジ状のコリドール。
木の温もり,自然光の柔らかさ,音の响きの抑扬。
個々のかたちの背後に环境配慮のためのテクニカル?ソリューションを備えて,「交流ラウンジ」を中心とするインナーエリアが教室群を結びつける。校舎全体に立体的な奥行と回遊性を創り出す。よりフレキシブルなアクティビティを可能にし,新しいコミュニケーションを誘発する。
移动教科型教育システムとともに学院固有の文化を醸成してきた一つには,旧校舎の中庭を囲う独特な空间特性がある。それに対するオマージュと発展的継承のすがたでもある。
(德家 統?日吉良平)

豊かな自然と既存施设群に调和するシンプルな东侧ファサード

吹抜けのある2阶インナーエリア

エキスパンドメタルによる透けながら闭じる表情を持つ南侧外観
早稲田大学本庄高等学院 95号館(埼玉県本庄市)
创立30周年を机に,大学が描いた本庄キャンパスの将来构想と基本ダイアグラムに基づき计画された新校舎。
「戸山キャンパス新33号馆(仮称)」(2014年8月竣工予定)に続き,设计施工提案型コンペにて入手。


德家 統
(とくや?おさむ)
建筑设计本部
グループリーダー
主な作品:
- イタリア文化会馆ビル
- 在日イタリア共和国大使馆
事务栋

日吉良平
(ひよし?りょうへい)
関西支店 建築設計部
主な作品:
- 武蔵カントリークラブ
豊冈コースクラブハウス


