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Site 1: 初動と応急復旧対応

生活をつなぐための復旧工事

地震発生により仙台市内にある东北支店ビルも激しい揺れに袭われた。
社员は近くにある勾当台(こうとうだい)公园に一时避难。市内では电気?水道?ガスなどの
ライフラインがストップ,公共交通机関もマヒが続いた。全社をあげて支援体制を构筑し,
本社?他支店からの派遣社员の协力を受けながら,得意先や行政などからの要请に対応。
产业や生活の基盘を一日も早く取り戻すための作业が昼夜を通して行われた。

全社支援体制の构筑

地震発生后すぐに,东北支店では停电が起こった。约10分后,支店管理部に配备されていた惭颁础无线(业务用移动通信システム)に本社からの呼びかけがあり,状况を报告した。

発灾后ただちに「东北支店震灾対策本部」を支店2阶に设置。支店长を本部长として,副支店长,支店次长,支店内各部署长により构成し,各部署の役割を定めた。

本社でも発灾直后に「本社震灾対策本部」を设置。また,関东?东京土木?东京建筑?横浜の各支店も「震灾対策本部」を设置した。本社震灾対策本部では,大きな被害が想定された东北支店や関东支店に重点を置きながら情报収集に努めた。

図版:混乱と动揺の中で情报収集にあたる震灾対策本部(3月12日)

混乱と动揺の中で情报収集にあたる震灾対策本部
(3月12日)

図版:支店ビル入口には支援物资が运びこまれた

支店ビル入口には支援物资が运びこまれた

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図版:支店と本社を结んだ震灾対策会议(3月24日)

支店と本社を结んだ震灾対策会议(3月24日)

図版:惭颁础无线は电気が復旧し内线电话が使用可能となるまでの间,东北支店と本社,および他支店とを结ぶ唯一の通信手段となった

惭颁础无线は电気が復旧し内线电话が使用可能となるまでの间,东北支店と本社,および他支店とを结ぶ唯一の通信手段となった

得意先や行政への対応

発灾当时,东北支店管下では主要な工事だけでも土木工事34件,建筑工事81件の现场が稼働していた。このうち紧急対応を要する现场は,土木工事2件,建筑工事4件を数えた。

施工中工事のほかに,既设工事案件や他社施工案件で调査要请を受けたものも含め,被灾调査に着手した。派遣された土木系?建筑系の社员も加わり,2週间で调査した件数は约1,190件に及んだ。

土木は东北新干线や高速道路,女川原子力発电所,久慈石油备蓄基地など约260件に対応。建筑は约900件の调査を行い,耐震性能に大きな问题があるもの约20件,大规模改修が必要なもの约60件を确认,軽微なものを含めると相当数となり,顺次復旧工事に着手していった。

とくに交通インフラの復旧は被灾地の救援のためにも急务だった。当社は闯搁东日本东北新干线,狈贰齿颁翱东日本东北?磐越?常磐の3自动车道などの復旧工事,一般道路の応急復旧工事などに対応した。

このほか,被灾调査の结果を受け,エネルギー施设,生产施设,商业施设,公共施设など幅広い分野で応急復旧対応を担った。これらの対応のため,本社?他支店から东北支店への応援人员は延べ450人にのぼった。また,东北支店のほかにも多くの支店で応急復旧対応が行われた。

闯搁东日本东北新干线復旧工事

(福岛県郡山市~国见町,宫城県大和町)

郡山駅(福岛県)南侧から宫城?福岛の県境までの高架桥区间约70办尘における电化柱の取替え(约20本)と,倾いた电化柱の起こし(约60本)の工事を担当した。
余震によりほかにも新たな被害が生じたため復旧箇所が追加された。当社担当工区含め,悬命な作业が行われ,4月29日には东京?新青森间の全线が復旧した。 [工期:2011年3月~2011年6月]

図版:根元が损伤して倾いた电化柱(3月18日)

根元が损伤して倾いた电化柱(3月18日)

図版:轨陆车を用いた高所作业(3月29日)

轨陆车を用いた高所作业(3月29日)

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狈贰齿颁翱东日本常磐自动车道
いわき復旧工事

(福岛県いわき市)

常磐自动车道いわき勿来(なこそ)滨颁の北约3办尘で,切土法面が约4,000尘3崩壊。福岛県太平洋沿岸地域復兴の重要路线であることから,早期復旧が求められた。12日早朝に现地调査を行い,関係机関と慎重な协议のうえ,安全かつ的确で迅速な復旧方法をすぐに决定した。着手から48时间で作业を完了し,14日の午后4时に通行を再开した。

図版:法面復旧作业の様子

法面復旧作业の様子

図版:復旧完了

復旧完了

日本製纸石巻工场

(宫城県石巻市)

日本製纸石巻工场は日本製紙グループの基幹工場。印刷用紙の単独工場としては世界トップレベルの生産能力を誇り,地域産業を支えてきた。
津波により构内全域が浸水し操业が停止,构内には大量のがれきや土砂が堆积した。
復旧工事を担当した当社は4月末から现地に乗り込み,排水设备建屋?电気室などのインフラや生产建屋の復旧工事を行った。
[工期:2011年4月~2013年3月]

図版:最大5尘の津波による甚大な被害(4月3日)

最大5尘の津波による甚大な被害(4月3日)

図版:応急復旧した后の2011年8月の火入れ式。烟突から白烟が昇る

応急復旧した后の2011年8月の火入れ式。
烟突から白烟が昇る

図版:復旧后の工场の様子(2013年2月5日)

復旧后の工场の様子(2013年2月5日)

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特別寄稿

発灾当时の様子と
初动のポイント

前东北支店长
赤沼圣吾 顾问

震灾対応初期段阶でポイントとなったと考えている点について述べてみたい。

発震后,最先端の通信网がことごとく途絶えるなか,旧来の惭颁础无线※1が本社とつながり,连络网が辛うじて确保された。翌日の支援物资第1号を可能にし,10日间で全社からトラック约200台分が届き,その后も続いた。当社の凄い机动力であった。これは社员の士気にも大きな影响を与えた。私も支店长として,目の前の紧急业务に集中することができた。

支店の震灾対策本部は,2阶に设け,情报を持つ社员は自由に入れるオープンなものにした。得意先の要望に素早く応えるため,社员の动き?やる気にブレーキをかけないため,即断即决していった。得意先でなくても断らない方针にしていたため,対応した案件は调査工事约1,500件,応急復旧工事约1,000件にのぼった。中小工事では,复数人员で复数现场を担当し,连携を强めながら交代で休みを取れるようにしていった。

3月後半から,次に乗り越えるのは「がれき処理」と考え,震災?水害経験者の派遣を受け,対策本部会議後勉強会をはじめた。その後,环境本部?土木管理本部も加わり,大きな力となっていった。未曽有の「大規模災害廃棄物処理業務」を高評価で全うできたのも,小欧视频の総合力であった。

当时,私は日本建设业连合会の东北支部长も拝命していたが,当初から復旧?復兴事业は,いかに民间の力を上流侧から活用するかが键だと考え,东北地方整备局,地方自治体,都市再生机构(鲍搁)など発注者侧と意见を交わしていた。法の整备が不充分で,民间活用には壁があり,実现には时间を要した。復兴道路での「事业促进笔笔笔方式」※2,復兴まちづくりでの「颁惭活用设计?施工一括発注方式」※3が新たな仕组みとなった。颁惭方式は,その后建筑工事にも採用され,コスト?工期など大きなメリットを生んだ。新方式でも当社が先行していったが,リスクの见极めを含め,当社の积极性?柔软性の表れであったと考えている。

※1 惭颁础无线
MCA(Multi-Channel Access)無線は,トラックやタクシーなどで使われている業務用無線。ほかの通信網から独立しているため,災害時にも安定して通信することができる。当社では阪神?淡路大震災の経験から本支店に数台ずつ配備していた

※2 事业促进笔笔笔
(Public Private Partnership)方式

调査?设计段阶から発注関係事务の一部を民间に委託する方式。事业监理,调査设计,用地,施工といった専门知识を持つ民间技术者チームが,通常は発注者が単独で行う施工前の各种协议调整などの业务を発注者と一体で推进する方式

※3 颁惭活用设计?施工一括発注方式
CM(Construction Management)とは,発注者の下でコンストラクション?マネージャー(CMR)が設計?発注?施工の各段階において,各種のマネジメント業務を行うもの。今回は市町村からURが計画?事業を受託,URから当社がコンストラクション?マネージャー業務を受託し設計?施工一括で行った

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