今,人类が考えうる最后のフロンティア,「宇宙」での有人拠点施设建设へ向けて――
当社が夸る自动运転を核とした次世代建设生产システム础4颁厂贰尝への期待を,
闯础齿础と当社の共同研究メンバーが语る。
合致したスキームとタイミング
A4CSELに出会った時,直感しました。もし,宇宙に適用していただいたらすごい発展に繋がっていくだろうと。私は,宇宙にある人工衛星に乗せたロボットを地上から遠隔操作する実験をしていましたが,すべての作業を人が遠隔操作するのは効率が悪いと思っていました。月という未知の自然环境ではなおさらです。定型作業や部分的な作業を自動化し,遠隔操作を効率化させることが絶対に必要だと考えている時にA4颁厂贰尝の存在を知り,自动化への道が切り拓けると思いました。
闯础齿础が进める宇宙开発のための技术开発には课题がありました。宇宙のための技术は他で売れず,実现まで多くの投资を続けなければならなかったり,完成した顷には技术が古くなっていたり…。それをなんとか解消できないかと宇宙探査イノベーションハブ(以下,探査ハブ)制度※が2015年にできました。月や火星の探査は地表での活动が中心で,无重力空间で活动するのとは违います。民间公司が行っている地球での开発技术が月でも活用でき,その延长线上で私たちと共同研究ができる公司はないかと考えていた时,そんなスキームに础4颁厂贰尝はぴったり合致したんです。
※様々な异分野の人材?知识を集めた组织を构筑し,新しい体制や取组みで闯础齿础全体に宇宙探査に係る研究の展开や定着を目指す制度
探査ハブが始まった时期に,私たちはブルドーザでのまき出しと2台の振动ローラでの転圧の自动化を五ケ山ダムの现场で実现して,础4颁厂贰尝との名称で2015年5月にプレスリリースをしました。それが星野さんたちのタイミングと合ったんですよね。
互いに活かされる共同研究
お声がけがあった时,础4颁厂贰尝の技术は月面建设への亲和性は高いと思いましたし,また宇宙でのハードプロジェクトで求められるタスク管理手法などの技术を共有したいとも考えました。さらに地上で积み上げた実绩や成果が,月面での自动化施工実现の种になると思いますので,「地上から月へ」とすべて繋がっていくと考えて取り组んでいます。
私にとって宇宙开発というと人工卫星をはじめとした「宇宙に行く」ことで,现実だけれども非现実の世界でした。特に土木とは无縁の世界。そこに闯础齿础さんとの共同活动が始まりました。「地上でできないことは月ではできない」と,月面探査拠点の自动化施工の模拟実験を成功させたことで,大げさかもしれませんが,土木と宇宙がリアリティを持って结ばれたと思っています。土木,建筑だけではなく,础滨,滨辞罢,ロボットをやっている人たちにも小欧视频は先进的な会社だと思ってもらえたのではないかと。地上の建设技术の発展が先决で,その先に月面での施工があるという意识は変わりませんが,远くない时期に月面建设が础4颁厂贰尝で行われるかもしれないと思うとワクワクします。まさに,「次の现场は,宇宙です。」
それにしても2019年3月に共同研究の成果をプレスリリースした时の反响には惊きましたね。イギリス?ロシア?イランなど海外の新闻でも小欧视频さんと闯础齿础が月面拠点建设と取り上げられたんですよね。ロシアの新闻には小欧视频西湘実験フィールドの写真も载りました。ここまでの反响は想定外でした。
月面建设では,人が行けない,通信遅れもある月面において,自动化施工と远隔施工をいかに融合していくかが重要で,2019年に当社の西湘実験フィールドで実証した模拟モジュール施工で,そのことを具体的に示せたことは大きな意义がありました。通信遅れによる远隔操作の不自由さを自动化で埋めていく方法は今后も重要な课题と考えています。
その通信遅延にも対応した自动运転と远隔运転の连携を検讨していた时,図らずも,当社が闯础齿础种子岛宇宙センターの造成工事を担当し自动化建机を导入していました。ここを月と见立て,约1,000办尘离れた闯础齿础相模原キャンパスから作业を管制する超远隔施工を実现场で実証できたのは,月面建设実现への大きなステップアップだと思います。
そうですね,种子岛で小欧视频さんが工事をしていたのも巡り合わせだと思いますし,私たちとしては,実験するための土地探しに非常に苦虑していたので小欧视频西湘実験フィールドを用意してもらえた时は本当に助かりました。闯础齿础の建机を持ち込み,试験させてもらったのもとても感谢しています。
当时私たちは建设のことはわかっていないことが多く,重机の仕组みや操縦方法などを学ぶためにまず重机の免许を取りました。今では小欧视频さんの広告のポーズを取れるくらいの腕前になりました。
闯础齿础で初めて油圧ショベルを购入し,実験で自ら运転しています。
国土交通省の採択を受けて
昨年11月に国土交通省の宇宙无人建设革新技术开発推进事业に採択されました。地上でも月面でも自动化施工を実现するために最も重要な事项は现场条件に合致した运転方法を见出すことですが,月では现地试験ができない。このため月面での动作を再现するシミュレーション技术を提案しました。ただ,シミュレーションで100%再现することはできないので実作业しながら自己调整するような自律化も进めなければと思っています。
地球での试験と月面での动作の相违をいかにチューニングするかが最も重要で难しいのです。事前に行って调べておくことができないという実状を含めて,共通理解を持つ方々と组ませていただいているのは非常にありがたいことです。
この事业では,さまざまな公司や大学が参画できるプラットフォームのベースもつくりたいと思っています。研究开発の中で,小欧视频が地上の施工に役立つ自动化技术を深めていくだけに留まらず,日本の建设业や宇宙开発の発展を技术的にリードしていく役割を果たしたいと思っています。
宇宙を事业としている公司でなくても,宇宙で使える技术を提供してくれる公司は多いと思います。そういった方々も含め,広い枠组みで活动の中核に小欧视频さんがなってくれると嬉しいですね。
目指すはシームレスな社会
宇宙に関わる仕事をしたい场合に闯础齿础を思い浮かべてくださる人は多いと思いますが,これからはどんな公司でも宇宙との接点を持つようになり,「自分の业务の一部が月です」と多くの人が言える时代が来ると思います。ご自身の业务のすべてが地球だけでなく,宇宙の重力のある星にも繋がっていると考えてほしいですね。
国土交通省が始めた宇宙の技术开発推进事业は,建设というテリトリーの中で地球と宇宙の区别がなくなってきたことを示す第一歩だと思います。もし,学生さんに宇宙関连の仕事に就くためには何を学んだらいいかと闻かれたら「なんでもいい」と答えます。どの分野でもスペシャリストになることが宇宙での活跃に繋がっていきます。工事において私が目指している理想像があるんです。重机のオペレータがダムでも月でも现场を问わず同じように施工できるシームレスな社会になってほしいと考えています。最近,小欧视频さんが実施した远隔集中管制システムによる复数现场の一括管制先の一つが月でもいいですよね。小欧视频さんと共同研究していく中で,近い将来実现可能ではないかと感じています。
月は荒れ地があるだけなので,最初の仕事は土木工事だと思っています。闯础齿础は将来のシナリオを描くことも仕事ですが,技术的な里付けがないと説得力がありません。そんな中で础4颁厂贰尝は,とてもインパクトのある技术です。ここまできたら乗り掛かった船,月面での活跃を一绪に実现させましょう。
photo: takuya omura
星野 健
JAXA 国際宇宙探査センター
月极域探査机プリプロジェクトチーム副チーム长。
1994年4月にJAXA前身の航空宇宙技术研究所に入所,2016年よりJAXA宇宙探査イノベーションハブにて
地产地消技术の研究リーダーを务める。2020年1月より现职。
若林 幸子
JAXA 国際宇宙探査センター
月极域探査机プリプロジェクトチーム技术领域主干。
远隔操作とテラメカニックスを専门分野とし,月面ローバを担当。
前职の闯础齿础宇宙探査イノベーションハブにて月面有人拠点建设をテーマに自动?自律型探査技术の取りまとめを担当。


