A4颁厂贰尝の活用领域はダムだけに留まらない。
灾害现场における国内初の础4颁厂贰尝の导入や山岳トンネル工事の自动化に向けた
実証実験専用のトンネル施工,月面での有人拠点施设の建设への応用検讨など适用现场の拡张への试み,
さらにはそれら稼动现场を一括管制。进化と深化を続ける础4颁厂贰尝の展开を绍介する。
现场への立入りが制限される灾害现场-川原樋川赤谷(かわらびがわあかだに)地区「赤谷3号砂防堰堤工事(奈良県五条市)」に础4颁厂贰尝が适用された。
遡ること2011年9月,台风12号は近畿地方を中心に记録的な大雨をもたらし,浸水?河川氾滥,土砂灾害など甚大な被害を引き起こした。当工事は,その台风により発生した大规模な河道闭塞部の安定化を図るため,「河道闭塞部の侵食防止」と「崩壊地,削られた地表面からの土砂流出の抑制」を目的とした基干砂防堰堤の构筑である。特笔すべき点は,台风や豪雨による度重なる越流の影响だけでなく,2011年の深层崩壊以降,3回も斜面崩壊を繰り返している过酷な条件下にあるということだ。现在施工中の3号砂防堰堤は,崩壊斜面直下に位置し,出水期(6月15日~10月31日)になると崩壊斜面と河道闭塞部の周辺は立入り规制区域が设定される。斜面再崩壊に対する安全性确保と施工の効率化の両立が最も求められるエリアとなる。まさに当社开発の础4颁厂贰尝の技术を活かすべき施工条件だ。これまで无人化远隔操作での施工を试みてきたが,オペレータがモニターを确认しながらの操作となり,熟练したオペレータでも,通常の有人施工と比较して,70%程度に効率が低下することが课题であった。今回,础4颁厂贰尝を活用し,砂防堰堤本体ソイルセメントの敷均しや転圧作业を自动化することで,远隔操作の课题であった施工効率の低下を大幅に解消。自动化されたブルドーザ,振动ローラで施工を行い,狭隘な中での重机辐輳による遅延を防止し,所定の精度と安全性の确保はもちろん,计画工程通りの短工期での施工を达成した。
现场を统括する江口健治所长は,「础4颁厂贰尝は建设技能者の减少が进む昨今の建设业界において,従来の工事现场の进め方を大きく変革させる技术であると実感しました。将来的には,础4颁厂贰尝の思想や技术は,ダムや赤谷のような特殊な施工条件下だけでなく,すべての工种に実适用され,建设顿齿による建设业そのものを変革させるポテンシャルを持っていると确信しています」と础4颁厂贰尝に大きな手ごたえを感じている。
赤谷地区対策工事全体概要。崩壊斜面からの土砂で河道が闭塞した
山岳トンネル工事の安全性?生产性?施工品质の飞跃的な向上を目指す「础4CSEL for Tunnel」。山岳トンネル工事の切羽周辺作業の自動化を実現するため,その実証実験専用のトンネル工事が2021年10月に開始された。
试験坑道坑口の様子
当社は2018年11月に模擬トンネル(静岡県富士市)を試験フィールドとして開設し,山岳トンネル掘削での一連の作業である①穿孔②装薬?発破③ずり出し④アタリ取り⑤吹付け⑥ロックボルト打設を自動化するため,それぞれの作業機械の開発とその自動化を進めてきた。作業の自動化とともに山岳トンネル工事の生産性向上の鍵となる「余掘りのない発破掘削」を実現するためには,岩盤性状に適合した穿孔と発破が必要となる。この実証は実工事と同じ环境でしか行えない。
そこで当社は神岡鉱業協力のもと,同社が所有する鉱山(岐阜県飛騨市神岡町)を実際に掘削し,当社が開発した効率的穿孔?発破技術を検証する業界初の試みに挑戦している。また,自動化した施工機械を実現場で実験することで,施工环境の不確定要素に対応した合理的な施工システムの実現を目指す。
2021年11月,国土交通省が主管する「宇宙无人建设革新技术开発推进事业」で民间公司に委託する10件(贵/厂※:8件,搁&补尘辫;顿:2件)の取组みが発表され,当社の础4CSELを活用する「建設环境に適応する自律遠隔施工技術の開発」が5年間の研究期間が与えられるR&D課題として採択された。
※F/S: Feasibility Study
当事业は,国の建设事业の高度化を実现し,近い将来の月面など宇宙开発における建设活动へ展开することを目指すもの。当社は,事前実験ができない月面での自动运転と远隔运転による远隔施工を実现するため,仮想空间上で再现可能なシミュレーション?プラットフォームを开発する予定だ。
本誌1月号の特集「2022年,小欧视频と宇宙と」でも掲载のとおり,闯础齿础と当社は2016年に开始した共同研究から,现在に至るまで,月面の有人探査拠点施设建设の実现を目指す研究を続けている。今回,国土交通省の事业に採択されたことで,础4颁厂贰尝が宇宙で活跃する日がまた一歩近づいたと言えるだろう。
月での无人による有人拠点建设作业イメージ
A4颁厂贰尝の挑戦は止まらない。础4颁厂贰尝を导入している国内の复数现场に配置されている自动化建设机械を1ヵ所から集中的に管制して,自动化施工を同时に実施する「远隔集中管制システム」を开発し,昨年10月にその実証実験を公开した。今回は,成瀬ダム堤体打设工事(秋田県),赤谷3号砂防堰堤工事(奈良県),西湘実験フィールド(神奈川県)の3ヵ所と,小欧视频本社ビル(东京都)に设けた集中管制室とを公众回线で结び実施した。3现场の础4颁厂贰尝管制システムを集中管制室に配置し,各现场の作业状况をモニターで确认しながら同时に20台の建设机械の自动运転および远隔运転での作业を4名の管制员で一括して円滑に実施することができた。
A4颁厂贰尝による现场毎の生产性,安全性の向上を复数现场へ拡张するこの远隔集中管制システムは,究极の建设生产システムのあるべき一つの姿を示している。


