叠颁笔构筑の第一歩である「予测」においては,国をはじめとする様々な机関が公开しているハザードマップなどの各种多様な情报を理解し,施设立地の潜在的危険性(ハザード)の评価を适切に行うことが肝要となる。
ハザードの理解――立地特性调査
公的机関が公表している各种被害想定は地盘液状化や浸水といった単一の现象に特化した情报であることが多いが,たとえば集中豪雨による浸水と土砂崩れ,それに伴う交通网の分断といったマルチハザードに视野を広げた场合,実质的な被害の予测にはハザードマップの横断的な理解が必要となる。
そこで,企業の拠点所在地など特定の対象地についての情報を調査?整理した「立地特性調査」が役に立つ。これは地震?津波?液状化危険度?洪水などの自然災害被害想定状況に加え,交通情報,地形といった环境要素のような多種多様なデータを統合した,イー?アール?エスがもつ自然災害リスクマネジメントのノウハウを集結したもの。いわばその場所のリスク管理の基礎資料だ。
新规に施设を建设する场合には,复数の候补地における立地特性调査结果が敷地の比较検讨材料としても有効に働く。
公表されている各种被害想定などをもとに,対象地における自然灾害ハザードを整理
ライフラインの途絶期间予测
立地特性調査には調査項目が多数あるが,なかでも特徴的なものが「ライフラインの途絶期间予测」だ。たとえ自社施設の被害が小さく早期の事業再開が可能な場合でも,電気やガス,上下水道などのインフラが稼働していなければ生産活動やサプライチェーンは維持できない。当社は過去の災害時のインフラ復旧工事のデータを保有しており,災害の大きさによってインフラの復旧にかかる日数予測が可能。長きにわたって復旧工事に力を尽くしてきた経験があるからこそ提供できるサービスだ。
立地特性调査により工场敷地に2つのルートの下水道が通っていることを指摘したうえで,このライフライン途絶期间予测をもとに,より耐震性能の高い下水管を使用している方へ产业排水を流して稼働再开のボトルネックを回避する,といった叠颁笔提案を行った例もある。
ハザード耐性の调査と被害想定
集中豪雨时に敷地への浸水が想定された场合,建物の浸水被害の耐性は敷地を嵩上げしているケースと,地下室や地面近くに开口部があるケースではまったく违ってくる。また,施设内の排水ポンプが设置されている位置や高さも,事业継続性に大きく影响する。立地特性调査でハザードを理解した后には,対象施设の性能评価を通して叠颁笔に大きく影响するリスクを具体的に浮かび上がらせていく作业に取り掛かる。
対象施设の性能评価は设计図书のチェックに加え,调査员が现地に赴き実际の建物の様子を确认する「ウォークダウン调査」と,必要に応じて各种解析を组み合わせて行う。解析のメニューには,たとえば,建物に取り付けたセンサーで弱い地震动への応答を観测し,その后解析により导き出す耐震强度诊断や,当社が夸る高性能コンピュータ(贬笔颁)による风シミュレーションと风洞実験を组み合わせた数値风洞システムによる强风时の建物外装材および周辺ビル风の影响解析などがある。
このように施设の実情に沿った緻密な调査と解析により,発生が予测される被害の种类と箇所,復旧に要する期间,损失额や,リスクを軽减する対策および优先顺位といったリスク评価项目に答えを出し,実効性の高い叠颁笔构筑をサポートしている。
被害による影响评価
被害が事业中断に与える影响は,目标復旧期间と想定される復旧予测时间との乖离の程度や,人的被害および二次灾害の危険性などから分析を行う。この影响分析に基づき,各评価対象に讲じるべき対策を,想定しうるあらゆる场面で机能を维持する「防灾対策」,被害を低减するための「减灾対策」,早期復旧を図るための「復旧対策」に位置付け,叠颁笔强化策の具体化を推し进める。
当社グループは灾害リスクマネジメントの専门家として,个々のニーズに応じて必要な情报をわかりやすく见える化し,対応や対策の検讨にあたっては被灾?復旧シナリオの作成などを通して,灾害予测をイメージしやすいかたちにして伝えることを重视している。
自然灾害リスクマネジメントを适切に行うためのフロー
リスクの见える化の例
耐震性评価と地震被害想定の
取りまとめの例,报告书イメージ
不具合箇所や想定される被害を现地调査で撮影した写真とともに示し,
被害を軽减する対策方针を示した例
地震被害想定および
対策优先度评価イメージ
エリアごとや建物ごとの调査结果を集约して一覧表として示すことも可能。
対策优先度の判断に役立つ
対策优先度マップのイメージ
评価结果は一覧表だけでなくマップとして示すことも可能。
敷地の中や施设の中のリスクを予测したマップとしても活用できる
重要製造ラインにおける
ボトルネック抽出イメージ
评価した復旧予测时间で色付けしたマップに,重要製品の製造ラインを重ねたもの。
目标復旧期间の达成を阻むボトルネックが抽出される
ゼネコントップレベルの
高性能コンピュータ
立地特性調査には,地震動,津波,強風,水害などのハザードの調査が不可欠である。ここには当社の高性能コンピュータ(HPC:High Performance Computer)を用いた地震波動伝播解析,津波伝播解析,気流数値解析,内水氾濫解析といった高度な計算の結果が反映されている。現在当社のHPCは国内ゼネコンでトップレベルの処理能力を保有する。この計算機資源を活かして,各種解析技術のさらなる高度化,高精度化を行い,積極的に実務への展開を進めている。
东北地方?太平洋冲地震の波动伝播解析
东日本大震灾の记録から津波伝播解析を用いた最高津波水位の计算例
高层建物まわりの気流数値解析


