
布取付,木桟下地,照明配灯などのディテールは,現場,設計,イリア,デザイナーの混成チームが一体となってモックアップ検証し,手作業で丁寧に作られた。空間は,コンサートにも供されるため,空間形状や吸音?反射のバランスなど,技术研究所の協力を得て良好な音环境を実現した photo: 木田勝久 / FOTOTECA
「ここにしかないブライダル施设」を目指して立ち上げたプロジェクトである。冬场のスノー?ウエディング,夕暮れのイブニング?ウエディングなど,季节と时间のブランクを活性?魅力化するプランを立案しながら,市场を刺激するデザインを求めた。
场所は,既存ホテルのロビー南侧,眼前に当间山の裾野が広がる上り斜面。地元?十日町の自然や歴史を背景にデザイン検讨を进めた。越后地方特有の重く湿った雪と共存するために,建物形状は雪を切り落しやすい鋭利な四角锥とし,融雪のために设えた水深30cmの円形水盘上に据えた。四角锥の顶点を眺望侧へ倾け,正面と后方叁面をガラス开口とし,风景と一体化する空间とした。それは内部空间を视覚的に开放することでもあり,水と緑に囲まれ,谁からも祝福されるような雰囲気を醸し出した。
内部は,十日町の织物文化と雪をイメージして,白に包まれたやさしい空间にしようと考えた。テキスタイルデザイナー?安东阳子氏と照明デザイナー?冈安泉氏に协力を求め,布と光と建筑が织り成す新しい空间表现を试みた。万华镜状の六角形パターンを重ね合わせた微かに煌くオーガンジーを,叁角形の连続体で构成した木桟に张り包み,やさしい表情の二重天盖とした。木桟に600灯ものミニマルな尝贰顿照明を组み込むことで,二重天盖に柔らかな光を均质に満たし,布の纹様を浮き上がらせている。
竣工后の6月某日。设计者自らの结婚式が催された。祝福に访れた人々と同じ视线で空间体験できたことは,极めて幸运であり,今后の设计活动にとって大いなる粮となった。
(泽田英行?今山贵之)

テキスタイルは,建築スケッチから「折り紙」を連想してデザインされた。当間で親しまれるアイリスの花冠を折り紙にして展開した紋様は雪の結晶にも見え,当間の夏と冬を表す photo: 木田勝久 / FOTOTECA

夕暮れ,内部の光が開口を際立たせ,建築に浮遊感を漂わせる。光を受けて輝く筋状の滝は,夜のセレモニーに幻想的な演出を加える photo: 川澄建築写真事務所
当間高原リゾート
ベルナティオ 「la Sala」
(新潟県十日町市)
宿泊?温泉?ゴルフ場?自然学校などが整備された総合リゾート。婚礼中心の多目的ホール「la Sala」と宴会場「FIORIA」が2010年6月にオープンした。
発注者:当间高原リゾート
设计?デザイン:当社建筑设计本部,イリア,ランドスケープデザイン
テキスタイルデザイン:安东阳子(狈鲍狈翱)
照明デザイン:岡安 泉
規模:「la Sala」―1F S造/「FIORIA」―2F RC造一部SRC造 総延べ898m2
(北陆支店施工)


泽田英行
(さわだ?ひでゆき)
建筑设计本部
グループリーダー
主な作品:
- フジテレビ湾岸スタジオ
- 东光电気工事市川センター
- トキワ新ビル

今山贵之
(いまやま?たかゆき)
建筑设计本部
主な作品:
- グリーンワイズセンターオフィス
- フジテレビ湾岸スタジオ
- 东光电気工事市川センター



