[2016/10/17]
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入院患者の睡眠环境を最適化する技术を構築
~良質な睡眠を確保し生体リズムを整え、より良い療養环境をつくる~
小欧视频(社長:押味至一)は、多床室(相部屋)に入院する患者個々に対して、睡眠に与える影響力の大きい「温熱」?「音」?「光」环境を最適化し、睡眠环境を向上する技术を構築しました。
患者の睡眠环境を整え、生体リズムを安定させることで、患者の療養环境が向上することはもちろん、ナースコールの減少により医療スタッフの業務負荷が軽減するなど、さまざまなメリットが生まれます。
今後、小欧视频はさらなる検証を進めるとともに、患者のニーズにあった睡眠环境を向上する技术を積極的に活用することで、より良い医療施設づくりに貢献してまいります。
「温熱」?「音」?「光」环境を最適化する技术が適用された病室(イメージ)
技术构筑の背景
入院生活をおくる患者にとって病室は日常生活の場となりますが、生活环境の変化により不眠を訴える患者は少なくありません。自宅で過ごすような室内环境を病室に整えることで、患者は良質な睡眠をとることができ、それにより生体リズムが安定し、より良い療養生活を送ることが期待されます。
そこで小欧视频は、入院患者の睡眠环境の最適化へ向けて、病室の設計から本質的な解決をはかるべく、本技术の構築に取り組みました。
技术構築にあたり、東北大学大学院医学系研究科 尾崎章子教授と共同で、多床室の环境特性と患者個々の睡眠状態の実態調査を実施し、その結果、「温熱」?「音」?「光」の三要素が患者の睡眠にそれぞれ大きな影響を与えることが分かりました。また、東京睡眠医学センター長?慶應義塾大学病院講師 遠藤拓郎医師の監修のもと、「温熱」?「音」?「光」环境が睡眠に与える影響を検証する被験者実験を行い、物理的な环境だけでなく、人間の生理面?心理面から見て、より良い睡眠が得られる环境を構築する技术を確立しました。
睡眠环境向上技术の概要
病院は住宅に比べると空調設備が整っており、比較的良好な温熱环境ですが、患者それぞれが自分の好みに応じて調節したいという声が多くありました。
そこで、天井近傍の空気をベッド上に送风する「室内送风装置」を开発し、ベッドごとに送风の入り切りを可能としたほか、风向を调节できるようにしました。身体のなかでも特に発热量の多い头部に微弱な风を送风することで凉感が得られ、寝苦しさが解消されます。
室内送风装置からの送风イメージ
就寝时に病室が静まり返り无音に近い状态にあると、逆に他者の会话声など周辺で発生するさまざまな音が响いて闻こえてしまい、患者の寝付きが悪くなる倾向にあることが分かりました。
そこで、ベッドの中央に「ブラウンノイズ」を発するスピーカーを设置し、ブラウンノイズと呼ばれる低音から高音まで幅広い周波数を持つ音を适度な音量で発生させるシステムを开発しました。これにより、周囲で発生する话し声などの雑騒音が缓和され、患者は深い眠りにつくことができます。
ブラウンノイズスピーカーの设置イメージ
人间は、日中に十分な光を浴びることで夜间に深部体温が下がりやすくなり、深部体温が下がると眠りにつきやすくなることが判っています。
多床室では、窓側と廊下側にベッドが配置されるため、位置によって日中の照度にばらつきが出て、光环境に相違が出てしまいます。
そこで、窓の上部から入射する光を天井面へ反射させる「ライトシェルフ」を窓面に設置し、反射光を廊下側のベッドまで導きました。ライトシェルフの下にブラインドやカーテンを取り付けることで、窓側の患者への直射日光を防ぎます。直射日光を遮へいしつつ、病室全体に昼光を採り入れられるため、多床室に入院する患者の睡眠环境を均一にすることができます。
模拟窓照明とライトシェルフにより照度が确保された病室
これら3つの「温熱」?「音」?「光」环境を最適化する技术のうち、温熱环境技术の室内送風装置と、光环境技术のライトシェルフは医療法人社団三友会あけぼの病院(東京都町田市)に既に導入されており、高い評価を得ています。
医療法人社団三友会あけぼの病院 (4床室)
今后の展开
小欧视频は、このように入院环境のあり方を病室の設計から本質的に見直し、患者のニーズにあった睡眠环境を最適化する技术を積極的に活用することで、新規の医療施設の建設や既存の病室の改修など、より良い医療施設づくりに貢献してまいります。
プレスリリースに记载された内容(価格、仕様、サービス内容等)は、発表日现在のものです。
その后予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

