伝统を守り、受け継ぐ
移筑?復元
文化财や建筑物として重要であるもの、思い入れのある建物を新たな场所で保存?活用することができます。多くは古い建物であるため、设计図が纷失していたり现存する设计図と异なることが多く、解体しながら新たに调査することとなります。材料はなるべく同じものを使用することになりますが、古くて使えないものや解体时にどうしても破损したり、壊れてしまうものに関しては、新しい部材と差し替え、质感をそろえるために、资材を全国に探し求めることとなります。また古い文献を调査をすることもあり、知见のある専门业者と协力しながらの作业となります。
■ 取外し作业
まず建物を施工中の雨?风から守るため、建物全体に素屋根と呼ばれる覆いを设置してから、调査?解体を行います。建物の柱や梁には、元に戻すための番号をつけて丁寧に解体し、部材は洗浄?整理后、详细に调査を行います。调査结果によっては部材に补强?修復を施し、组立てまで保存します。土壁もこそげ落とした土を保存し、再利用します。

构造用木材を取外している様子

柱や梁に番付する様子

土壁はこそげ落とし、再利用する
■ 復元工事
文化財指定の建物以外では、現行の建築基準法に適合した工事扱いとなるため構造材を取替えたり、補強したりする必要が出てきます。復元は古材を使用した新築であるため、架構の材質から断面寸法にいたる詳細な調査が必要です。ただし、取外し作业がある程度進まないとできない調査もあり、復元を開始するまでに必要となる確認申請をスムーズに取得することが必要となります。

素屋根を架设し、雨风から材料を守りながら慎重に组立てる

古材を使用した新筑工事のため、部材の补修や补强も行う

日本建筑特有のものである轩先
■ 内法造作うちのりぞうさく(内装)
伝統的な木造建築物はいろいろな細工を取り入れた内装をしつらえています。 木工、漆、竹、欄間、瓦、畳、襖、唐紙などもその表現の一つです。先人が好んだ日本文化や日本人らしさが、匠の技を通して細部に込められています。

床(寄木、パーケットフロア)の移筑

天井(网代)

匠の技术が生かされた竹细工